国外では菜食実践者(ベジタリアンまたはビーガン)の人口増加が急速に進んでいることをご存知ですか?ビーガンになることでざまざまなメリットがあるとされますが、栄養面においてはたんぱく質の確保が課題でした。そんな中で今ヨーロッパではソイ(大豆)に代わってピー(えんどう豆)が注目されています。
急増するビーガンニーズ
日本ではまだ菜食者(ベジタリアン)や完全菜食者(ビーガン)は少数派のイメージですが、例えばドイツでは、全人口の約10%がベジタリアンもしくはビーガンです。首都ベルリンでは菜食人口割合は15%前後と推定されており、公表されているだけで400近い飲食店が菜食メニューを導入していて、「世界一のビーガンの街」だとも言われるほどになっています。
またドイツでは、ビーガンを貫くほどでなくても、「動物性食品の摂取を減らすことが健康に繋がる」ということが一般常識として浸透しつつあり、さらに、環境問題に対する関心の高まりも、菜食実践者の急増を後押ししています。ビーガンは、かつて極端で制限的な食生活と見られていましたが、その状況は確実に変わりつつあります。
「カラダ作りが競技の一部」とも言えるスポーツの世界でも、ビーガンやベジタリアンを公言するアスリートが増えています。五輪4連覇を果たした陸上のFrederick Carlton “Carl” Lewis(カール・ルイス)、ウルトラマラソンのレジェンド、Scott Jurek(スコット・ジュレク)、そしてプロボクサーのTimothy Bradley(ティモシー・ブラッドリー)らは、肉も乳製品も口にしないビーガンです。
ビーガンのアスリートと肉食のアスリートのたんぱく質のニーズに大きな違いはありません。アミノ酸スコアの優れたんぱく質を効果的に摂りたいというのが基本です。そんなニーズに応えるために、えんどう豆のたんぱく質(ピープロテイン)に注目が集まっています。
ピープロテインに注目が集まる理由
❶ 低アレルゲン
えんどう豆由来のたんぱく質なら、乳糖や大豆のたんぱく質にアレルギーを持っている方でも飲めます。(*)また、大豆の摂取過剰が気になる方向けの「ソイフリー」という選択肢にもなります。
大豆には、女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをする「大豆イソフラボン」が豊富に含まれています。ホルモンと似た構造・働きをするということは、ホルモンを補足し有益に働くことが期待できる一方で、過剰に摂取した場合には逆にホルモンバランスを崩すことになります。日常的に大豆を口にすることは割と多いので、サプリメントでは大豆を避けたいと考える人がヨーロッパでは増えています。
*ピーに全くアレルゲンがないというわけではありません。ピーナッツや大豆など豆類にアレルギーがある方は、ピーにも反応してしまう可能性はあります。また、イヌリンなどのフルクトースの一部に過敏症がある方は、ピープロテインを摂りすぎると消化不良や膨満感を起こすことがあります。
❷ BCAAが豊富
身体は最大10万種類のたんぱく質からなり、日々分解と合成を繰り返していますが、中には食べ物からでないと摂取できないもの(=必須アミノ酸)もあります。そして必須アミノ酸のうち、筋肉の修復や生成に不可欠とされている3種がBCAA(ロイシン、イソロイシン 、バリン)で、ピープロテインには、これがホエイプロテインと同等量含まれています。また、筋疲労回復や免疫アップに効果的なアミノ酸の「アルギニン」に関してはホエイよりも多く含まれます。ピープロテインは、「植物性たんぱく質では筋肉増強はできない」という認識を覆す原料です。
❸ 他にも様々な健康効果が期待される
食事前にピープロテインを摂ると血糖値が上がりにくいという研究や、食欲を増殖させるホルモンの分泌を抑えるという研究、さらには高血圧により発症する冠動脈性心疾患慢性肝臓病の進行を遅らせるという研究結果など、様々な効能が報告されています。
まずはピープロテイン含有量の高さ(74.0%)が注目点。美味しさを損なわず、でもできるだけ効果的に摂取できるようなバランスを考えてこの配合率に至りました。1食あたり30gとすると、22.2gもたんぱく質を摂取できます。BCAAも4.8gも含まれています。
- カラダにとって不必要な栄養は排除、シンプルという高品質
カラダを作るために摂るものなのだから、余計なものはいらない、必要なものをしっかり届けたいー。ザイテンバッハ ビーガンプロテインは無添加。たったの4種類の植物由来の原料からなり、安心してお飲みいただけます。
現代人は、欧米型の食事によって十分なカロリーを摂っているにもかかわらず、身体の機能低下を引き起こしていると言われています。その原因は、便利な加工食品を食べ続けた結果、添加物の過剰摂取や、炭水化物・たんぱく質・脂質の摂取量とビタミンやミネラルの摂取量のバランスが崩れたことで、「代謝活動」が正常に営まれなくなってしまったからと考えられます。身体にしっかりと吸収させたいときに使うプロテインパウダーだから、吸収したくないものは含まないということはとても重要だと考えています。
栄養素として申し分ないピープロテインの唯一とも言える悩みは、「味」とされてきました。グリーンピースが苦手な方にはわかると思いますが、ピープロテインには独特の豆の味があります。でも大丈夫です。ザイテンバッハ ビーガンプロテインはそれを払拭しました。抹茶とステビアの葉から抽出した甘味成分で、美味しい抹茶味に仕上げており、水で割るだけでも抹茶ラテのように美味しく召し上がっていただけます。抹茶に含まれるカテキンの健康・美容効果も期待できます。
体に合う合わないや、考え方が様々あるので、ビーガンになることを推奨しているわけではありませんが、ビーガンでない方でも、何かに偏るより、いろんな食品からたんぱく質を摂るのが一番だと思います。
吸収スピードやアミノ酸バランスにおいてはやはりホエイが勝るので、運動前・中・後はホエイ、朝や就寝前はビーガンと使い分けるのもいいのではないでしょうか。
ぜひお試しになってみてください!